シャキシャキとした食感が楽しいりんご。
愛犬コロンも、りんごを食べていると「下さい」と言わんばかりに寄ってきます。
そんなりんごは、トイプードルが食べても大丈夫な食べ物なのでしょうか？
今回は、トイプードルにりんごを与えるメリット・食べ方・与える際の注意点について解説します。
- トイプードルはりんごを食べれるのか知りたい方
- りんごを食べるメリット・効果を知りたい方
- りんごを犬に与える際の注意点を知りたい方
- 犬にりんごを与えて良い量を知りたい方
- 愛犬に与える際のおすすめのりんごの与え方
トイプードルはりんごを食べてもOK！
まず結論から言うと、トイプードルにりんごを食べさせても大丈夫です。
むしろりんごにはビタミン・カリウム・ペクチンなど、犬の健康に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。
トイプードルにりんごを与えるメリット
りんごは栄養豊富で、トイプードルに与えると様々なメリットがあります。
80％以上が水分でできているりんごは食物繊維やカリウム・ビタミンなどの栄養素を多く含みます。
他にもリンゴ酸やクエン酸、ポリフェノールが含まれており、りんごの持つ栄養素によってトイプードルの健康維持や病気予防効果が期待されます。
それぞれの栄養素とその効果について紹介していきます。
疲労回復効果
りんごに含まれている酸味は、犬の体に良い影響を与えています。
りんご酸味の元になっている有機酸のリンゴ酸とクエン酸。この酸には体内に溜まった乳酸を取り除く効果があります。
同時に疲労回復をサポートしてくれるので、激しい運動をして疲れた日にはうってつけの食べ物です。
食欲増進効果
ほかにも、リンゴ酸やクエン酸の爽やかな酸味には食欲増進効果もあります。
食欲不振の食が細いワンちゃんにはありがたい効果ですね(^-^)
愛犬コロンも普段食が細いので、食欲不振のサプリメントと併せてご飯を沢山食べさせています。
【参考】ご飯を食べない犬の食欲不振に効果バツグンのサプリ使用体験
わんこヴィスタを1ヶ月実際に使ってみた感想【良い点と悪い点解説】免疫力アップ
りんごには、ペクチンという水溶性の食物繊維が含まれています。
このペクチンは腸内に入ると、腸の中に溜まりやすい不純物を体外に排出する働きを促進します。
腸内の調子を整え便秘が解消されます。
また、ペクチンは善玉菌を増やし悪玉菌を排除するので、免疫力アップにもつながります。
老化防止効果
りんごの皮にはポリフェノールが豊富に含まれています。
このポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素による体への影響を防ぎ、免疫力を高めてくれます。
また、悪玉コレステロールを減らす働きもあると言われています。
高血圧予防効果
りんごには、カリウムという成分がたくさん含まれています。
このカリウムには、体内の不要な塩分を体外に排出させる働きがあります。
犬のおしっこを促す利尿作用があるため、腎臓病や高血圧の予防・症状の軽減にも役立つと言われています。
りんごを与える際の注意点
トイプードルにりんごを与えても問題ありませんが、気を付けなければならない点もいくつか存在ます。
与えすぎ(量)に注意
りんごには食物繊維が豊富がゆえ、過剰に与えすぎると下痢などを起こして胃腸を壊す原因にもなります。
適切な量を守ることが大切です。
体重3kgのトイプードルであれば約40g(約1/8個)が目安です。
愛犬コロンは体重1kgなので、たいだい10〜15gを与えています。
また、初めて愛犬に与える際は、慎重に与えてあげてください。
とくに異常がなければ大丈夫ですが、いつもとは違う症状が出た場合はりんごを与えることを中断しましょう。
りんごの種・皮に注意する
りんごの種には食べると犬の体内で毒となる「アミグダリン」という青酸（シアン化合物）が含まれています。
数粒程度なら致死量に達しませんが、アミグダリンを多量に摂取すると死に至る恐れもあります。
犬によっては嘔吐や痙攣を引き起こす可能性もあるため、必ずりんごの種は取り除いて食べるようにします。
一方、りんごの皮は食べさせても大丈夫です。
皮にはポリフェノールが多く含まれており、栄養価も高いと言われています。
しかし市販のりんごの皮には農薬やニスなどが付着していることがあります。
皮ごと愛犬に与える際は、よく洗ってあげて下さい。心配なら皮は取ってあげるのが良いですね(コロンは取っています)。
アレルギーに注意する
りんごによってアレルギーを発症することは少ないと言われていますが、稀にアレルギーを引き起こす可能性もあります。
食べた時に嘔吐や下痢をして体調を崩す場合は、りんごがその犬に合っていない可能性があります。
少しでもいつもと違う様子を感じた時には、それ以上与えるのを控えた方がよいです。
初めて与える際は少量ずつ、様子を見ながら与えてあげてください。
体調を崩す様子が見られた時は、すぐに獣医師に見せるようにしましょう。
おすすめのりんごの与え方
りんごを丸々与えるのは、犬にとって非常に食べづらいです。(人間でも丸かじりはちょっと難しい..)
愛犬に与える際には食べさせやすいよう工夫をしてあげます。
細かく刻む
一般的に犬にりんごを与える時は、「すりおろす」か「小さく刻んで」与えます。
細かく刻んでウエットフードのようにしてあげれば、バクバクと食べやすくなるのでおすすめです(^-^)
スティック状にする
愛犬の場合すりおろしたリンゴを床にボタボタこぼしてしまったので、歯磨きガムのようなスティック形状にしてみました。
するとシャリシャリと音を立てて食べ始めました。
噛むのが下手くそな小型犬は、こっちの方が食べやすいかも知れません笑。
スティック状のリンゴを食べるコロン(動画の6:10〜)↓
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は「トイプードルはりんごを食べても大丈夫？りんごのメリット・食べ方・注意点」について書いてきました。
要約すると、以下の内容になります。
- トイプードルにりんごは与えてOK
- りんごには健康維持や病気予防効果が期待される栄養素が豊富
- りんごの皮にはポリフェノールが含まれている
- りんごの与えすぎには注意
- りんごの種は必ず取り除く
- 丸々の状態だと食べづらいので、細かくカットして与えてあげる
- 歯磨きガムのようなスティックタイプにした方が食べやすい犬もいる
りんごには様々な健康面でのメリットもありますが、食べすぎは下痢や胃腸を壊す原因になるので、適量を考えて与えてあげましょう。
初めてりんごを与える場合は、少量を与えながら体調に問題がないかチェックしてあげてくださいね。
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ほかにもいちごなどの果物を与えることができます。
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