愛犬が何かに取り憑かれたように、急に家の中を走り回ることってないですか?
嬉しいのか悲しいのか?
いきなりダダダっと走り出すので、ちょっとびっくりしてしまいます。笑
こんな感じです笑(1分あたりから)↓
ということで、犬が突然走り回るこの謎の行動の理由について調べてみました。
- 走り回る犬の行動の意味を知りたい方
- 急に家の中を走り回ることがある愛犬を飼っている方
- 家をダッシュする犬の対応の仕方を知りたい方
犬が家の中を走り回る8つの理由
かまって欲しいから
遊んで欲しい・相手をして欲しい。
そんなかまってちゃんな欲求が溢れた時に走り出すパターンです。
自分がドタバタと走ることで、飼い主の注目を集めようとしています。
しっかりとアイコンタクトを取りながら走り回るのが特徴なようです。
愛犬コロンもたま〜にアイコンタクトを横目で取ってくるので、もしかしたらかまって欲しい合図を送っているのかも知れないです。
何かを報告したいから
例えばトイレトレーニングのご褒美を覚えている犬の場合、トイレに成功した時、そのことを飼い主に報告するためにバタバタと走り回って合図します。
コロン
散歩が好きな犬なら、散歩に出かける気配に気付きお知らせしようとする犬もいます。
コロンは飼い主が外出するまえに急に走り出すことがありますが、これは「自分も連れてけ!」と合図しているのかも知れません。
運動不足だから
とにかく家の中を一心不乱に走る行動の背景には、運動不足が考えられます。
雨が続いて散歩に行けない日が重なったり、室内などの走り回れない場所で過ごす時間が長いと「走り回りたい!」という欲求が溢れることがあります。
その結果、家の中をダッシュして暴れます。
また、散歩に行く時に必要以上に興奮する場合は、犬が運動不足である可能性があります。
この場合は犬の体力があり余っており、散歩不足な状態です。
コロン
もう少し運動できる環境を作ってあげると良さそうですね。
散歩の距離をいつもより少し長くする、たまにはドッグランに連れて行って思いっきり走らせてあげるなど運動させると、散歩の前の急なダッシュがなくなるかも知れませんね。
ストレス発散中です
愛犬がずーっと室内で過ごしたり留守番ばかりだと、ストレスを感じてしまいます。
留守番以外にも、日頃の睡眠不足からストレスを感じる犬もいます。
この場合には犬がしっかりと落ち着いて眠れるスペースを作って、睡眠不足を解消してあげましょう。
コロン
他にもストレスが溜まったことから、急なダッシュで発散しようとする行動に移ります。
それ以外にも、長い留守番で不安な気持ちが大きくなるとパニックを起こした状態となったり、とにかく吠え続けたり、部屋の中を走り回って暴れてしまいます。
とにかく日頃の散歩は大事ということが分かりますね。
お尻に違和感が・・
お尻に違和感を感じることから、犬が走り回ることもあります。
シャンプー後や排泄後に見られることが多く、「なんかお尻が変な感じだなあ」という気持ちになっているようです。
その結果、違和感から解放されるために、走って逃げたいと思うようです。
他にも、シャンプー後のドライヤー中に走り出す・ブラッシング中に走り回るなどは、単純に「自分の苦手なものから逃げたい」ことから走り回る可能性も考えられます。
ウンチがしたいんです
犬は便意によって興奮する動物です。
犬は排泄時に便意で興奮が高まるため、トイレに行きたくなると突然ダッシュし始めることがあるそうです。
この仕草は、散歩中や散歩に出かけた直後に見られることもあり、「早く安心してしゃがめる場所に行きたい」という気持ちの現れにもなっているようです。
エネルギー放出!
何の脈絡もなく突然走り出す・・。
ただ単にエネルギーを発散したいという理由から来ることもあります。
例えば昼寝から起きた後・他の犬と遊んでいる時などに、突然走り出してしまうことがあります。
愛犬コロンの場合、飼い主が夜お風呂に入っている時間によく廊下を走り回っています。笑
だって犬だもん(野生の気分)
犬種によっては、元々狩猟犬だった犬もいます。
中には狩りをしていた時の野性的な気分が蘇り、急にいきなり走り出してしまうこともあります。
おもちゃなどをくわえて走り回っていたら、「獲物を捕まえた!」という気持ちになっているのかも知れません。
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獲物を追いかけて捕まえるという本能的欲求が満たされて、興奮がピークに達しているのかも知れません。
走り回っている愛犬に飼い主が取るべき行動
愛犬が家で走り回る・急にダッシュすることが多い時、飼い主はどのようにすれば良いのでしょう。
飼い主が取るべき行動・飼い主に出来ることをまとめました。
大声で話しかけたり、喜んではいけない
愛犬が興奮状態でダッシュしている時、飼い主は冷静でいましょう。
大きな声で走り回っている犬に話しかけると、興奮状態がさらに大きくなってしまいます。
同時にその姿を見て喜ぶのもいけない行動です。
「走り回る=飼い主が喜ぶ」と犬が思ってしまうと、もっともっと走り回ろうと考えてしまいます。
この場合は飼い主は興味を持たないフリをして、犬が落ち着いてから名前を呼んで相手をしてあげましょう。
運動の時間や頻度を増やす
運動不足やストレスを抱えていることから来るダッシュであれば、飼い主が解消させてあげる必要があります。
家の中を走り回ることで解消しようとすると、その行動が癖になってしまう場合もあります。
散歩の時間や頻度を増やし、外で自然なストレス発散をさせてあげてください。
足に負担のない生活環境を整える
そうは言っても家の中で走り回る犬もいます。
その行動を強制的に止めるのではなく、最低限走りやすい環境を整えてあげましょう。
その代表例がフローリングです。
フローリングやタイルなどのツルツルした床の上で走ったり急な方向転換をすると、犬の膝や関節に大きな負担が掛かってしまいます。
自宅の床がツルツルと滑りやすい場合は、滑り止めのフローリングマットなどを敷き、犬の膝・関節に負担のないよう配慮してあげて下さい。
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特に生後間もない小型犬は骨がまだ柔らかく、関節が外れやすい(脱臼しやすい)ので、できればお迎えをする前に揃えてあげると良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「犬が家の中を走り回る8つの行動理由」ついて書いてきました。
- かまって欲しい
- 何かを報告したい
- 運動不足を訴えている
- ストレス発散したい
- エネルギーを発散したい
- お尻に違和感がある
- ウンチがしたい
- 野生の気分(狩猟本能)
犬が廊下や家の中を走り回る姿は一見微笑ましく見えますが、もしかしたら飼い主に何かを訴えかけているサインかも知れません。
コロンもベランダで日向ぼっこした後や、雨で散歩に行けなかった日には、よく廊下を走り回ります。
犬が走り回るのには色々な理由がありますが、飼い主が解消させてあげられることは解消してあげてください(^^)
