レンタル犬とは、犬を飼いたいけど飼えない・犬と一緒にお散歩に行きたいなどそんな方が利用するペットレンタルサービスです。
2020年4月6日に放送されたTV番組「グッディ」でレンタル犬の特集が話題になり、その存在を知りました。
レンタル犬とは一体どんなサービスなのか、普通に犬の飼い主として気になったので調べてみました。
レンタル犬とは?
レンタル犬とは主に
- 家の都合で犬を飼いたいけど飼えない
- 犬を飼う前に散歩に慣れたい
- 外出自粛に疲れたから癒されたい
と言った方に向けて、お店が管理している犬をお客さんに貸し出す犬のレンタルサービス。
レンタル犬には、一緒にお散歩をする・1日一緒に過ごす・2週間一緒に過ごすなどのコースがそれぞれあり、その期間内は一緒に過ごすことができます。
犬の大きさや種類は様々で、レンタル期間などにより料金が決まります。
レンタルとは言うものの、1日以上一緒に過ごしたら、愛着と情が湧いて離れられる自信がないですね、、
レンタル犬の相場
レンタル犬の相場はどのくらいなのでしょうか?
使ったことがないため、全くイメージできません。
レンタル犬を展開している店舗のサイトを何点か見ると、だいたい値段の相場はこんな感じ。
時間 | 価格 |
---|---|
1時間 | 1,000円 |
1泊2日 | 5,000円〜8,000円 |
1週間 | 20,000円〜25,000円 |
1ヵ月 | 50,000円 |
お散歩グッズが一緒になったり、宿泊の場合は飼育セット一式が付いてくるお店が多いです。
レンタル犬のメリット
実際に犬を飼っている飼い主さんからすれば、レンタル犬のメリットがあまり思い付かないかも知れません。
ただ、これから犬を真剣に飼おうと考えている方にとっては、有効活用出来そうです。
例えば
- 家にペットがいるのはどんな感じなのだろうか
- 本当に犬が家にやってきても大丈夫なのか
- 必要なグッズは何がいるだろうか
レンタル犬の世話体験を通じて、犬と一緒に生活するという生の感覚を掴むことできます。
実際に犬が家に来て初めて分かることは沢山あります。
可愛い犬の写真を見てつい犬を飼いたくなったけど、例えばレンタル犬を通じて世話の難しさを知り、今は飼うのはやめておこうと思い踏み止まることも1つの選択肢です。
また、犬と飼い主には相性もあります。
数日間一緒に過ごして、その犬と相性が合うかどうかじっくり見ることができるのも、レンタル犬ならではの特徴です。
レンタル犬流行の背景
飼いたいけど飼えない方の需要にマッチ
犬のレンタルサービスは全国的に増加しているようです。
家の事情やお金がかかると言った理由で、犬を飼いたいけど飼えない犬好きの方のニーズにマッチしました。
確かに犬を飼い始め、世話をするのは飼い主が思っているほどお金がかかります。笑
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諸事情でペットを飼えないけど、将来はペットを飼いたい。実際にペットの散歩や世話をするのはどんな感じか知りたい方には、有効なサービスなのかも知れません。
他にも、気軽にかわいい犬と触れ合える「犬カフェ」が流行っていますね。
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世界初?原宿の癒しスポット「ティーカッププードルカフェ」とは?
犬を飼えない方の癒しスポットになっていることは事実としてありそうです。
コロナの影響でレンタル犬の需要が上がっている?
コロナウィルスが流行し、外出しにくい環境が生まれる中、レンタル犬やレンタルペットサービスを利用する人が急増しているそうです。
実際に東京の店舗では小中学校の休校が発表された3月以降は、2割ほど需要が伸びているとか。
コロナウィルスによる自粛疲れを、動物と触れ合うことで癒したいと考える親や子供が増えたという声もありました。
「犬の散歩という名目があれば他人の目を気にせず外出できる」
「外に出かけやすい」
そんな声もありました。
参考 外遊びグッズ5倍増 レンタル犬人気 家事代行も!テレ朝newsレンタル犬の問題点
一方で、動物をレンタルというシステムにはいくつか問題点も散見されます。
犬慣れしていないペット初心者が乱暴に犬を扱う、人間の道具として扱っている、虐待を受けたらどうするのか?
と言った考えもあり、そもそもレンタル犬という言葉が聞き捨てならない方もいるかも知れません。
・・・たしかに、犬を飼っている身からすれば、あまり良い言葉の響きではないですね。
犬の世話をするのは決して簡単ではないし、お散歩する際も、特にティーカッププードルやチワワなど小型犬は気をつけたいことも沢山あります。

実際にTVでレンタル犬についての特集があった際、犬を利用したビジネスで命を無下に扱っているのではないかという点から、SNSでは非難が殺到しておりました。
レンタル犬なんて不愉快でしかない
動物にも気持ちはあるのです
動物は人間のストレス発散の道具や
遊び道具では無いですレンタルされている間、大切にされる保証は?虐待されない保証は? pic.twitter.com/3rkCEkYEQY
— 中島美穂(スポーツ選手)🎳プロボウラー🎳 👙元グラドル👙 😸動物愛護活動中🐶 (@nakajimamiho) April 6, 2020
これはひどい。
レンタル犬だって。#グッデイ pic.twitter.com/d1zDpVym0s— はるくなおみ (@hulk__ism) April 6, 2020
ワンコの感情は無視か!
こんな理由でやめてくれー😡⚡#レンタル犬#グッデイ pic.twitter.com/xvmjOgMIZ3— ちゃらん (@b2JGG0ISNq75mWN) April 6, 2020
運動不足や自粛疲れ解消のために利用しているとTVで放送され、放送直後は多くの愛犬家から反感を買いました。
確かに犬にはストレス解消などの癒し効果がありますが、人間の一時の都合で犬に負担を与えてしまうことは避けたいですね、、。

まとめ
良い側面もあれば、犬を道具扱いしているとも捉えかねないレンタル犬のサービス。
今後もコロナウィルスの影響で外出自粛ムードが続けば、ますます需要が増えるかも知れません。